なんとなく気分と話題のノリが載って集中更新したので、
re-giantさんをリスペクトして今週のまとめ。

・開発部の黒歴史その2
この記事に限らずだけど、僕の翻訳はかなりざっくりとやってます。
「まあ原文の意味がちゃんと伝わってくれればいいっしょ」みたいな。
流石に有名なトムラピルさんの文章だけあってかなり読みやすいです。

「Let’s pause for a moment to appreciate how difficult affinity is to deal with as a developer. We have learned that cards that are powerful but read poorly are a great recipe for getting bad initial buzz about a set. We have also learned that keyword mechanics that are much stronger than they look create cards that read poorly. Affinity is one such mechanic, so the developers were under some awkward pressure to find exactly the right balance between appropriate card power and cards that are appealing to read. That’s not a great spot to be in, and I don’t envy their position.」

マイアの処罰者のところに書いてるこの文章、10分間ぐらいなんじゃこりゃってなってんですが、意味がわかってみるとなるほど、と言った感じ。
この「パット見で弱い能力がセット自体の評価も下げてしまう」というの、最近では果敢なんかがそうだったなーと。流石に果敢には凄い壊れってカードは出なかったですが(強いよねメンター)、見た目の強さと使った強さの両方が大事ってのはかなり大変なんだろうなと。イニ影の調査もスポイラー時点では全く評価されてなかった能力でしたね。

・ギサとゲラルフ誤訳案件
誤訳かどうかはまだ確定ではないけど、冷静に考えると墓地から無条件キャストって4マナのジェネラルに無条件で与えて良い能力じゃないような。
そもそも自分のターンに無条件キャストなら「各ターン」となってるのもおかしいしなーと。
まあ、こういうカード事態の評価を180度変える羽目になる誤訳は流石に勘弁して欲しいものですな、姉上。

・セレズニアポカリプス
原文が結構荒めの英語だったのでだいぶ苦労したところ多し。おそらく精度で言うと55%ぐらいな感じがする。なんとか原文の意図を読み取って訳出できたとは思う。精進精進。
僕は公式サイトのコラムを読むことでしか最近はMTGに関わって来なかったので、スタンダードのバランスがここまで崩れてるのは知らなかったです。翻訳するときに裏を取るためにイゼ速の大会結果を確認したらマジで緑白ばっかで驚きました。
ギセラやタミヨウを見る感じむしろ相性の良いカードはどんどん増えてる気も。
稲妻の一撃、帰ってくるといいね。

・おまけ
スポイラー期はいろんな情報が飛び交うから熱に浮かされやすくなっちゃうけど、ソースの確認やウラ取りはちゃんとやろうね!
GatheringMagicの公式スポイラー初出なのに「タミヨウはフェイクだ!!!2014に見える!!!」とか言い出したり、それに乗ったりしちゃ駄目だぞ!

GatheringMagic、今の開発部に居る人が関わってた歴史があったりしてドチャクソ歴史長いコミュニティですからね。


コメント

nophoto
通りすがり
2016年7月13日2:36

開発部の黒歴史のパート3からしか和訳されていなかったのを残念に思っていたところで、今回2を読ませて頂き非常に楽しめました。ありがとうございます。

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